2017年9月10日日曜日
運動会、子どもたちは楽しみにしていたようです。ボクも気分転換にそれなりに楽しみにしていました。子どもたちは夏休みが明けて2週間あったでしょうか、めいいっぱい練習したでしょう、あおばは2年生、つむぎは上級生の5年生。親としてはそれぞれこどもたちが練習で疲れたりの体調も気になりながらこの日を待っていました。天気は晴れてまぶしいほどです。
運動会が毎年こんなに同じように繰り返されているのを少し忘れていましたが、長女のときから数えれば8回目、同じ場所で同じような運動会です。今回若干の寝不足でいつもにもましてボーっと開会式のラジオ体操を聴いていました。
そういえば自分が子どものころもきっとこんな運動会だった気がする、いやどんな運動会もむしろ”同じ” でしょう、運動会なんだから。そう思うと日本中で何十年も前から同じ運動会。間違いない。徒競走、ダンス、障害物競走、組体操、リレー、応援合戦…。お昼になれば一番の楽しみのお弁当、から揚げ、ウィンナー、卵焼き、ぶどう、ナシ、栗ご飯。むかしはおいなりさんが定番、お煮しめもあったかな。北海道ではそうめんが定番だってききました。
居心地のわるい人もいるかも。仕事でこれない人、親子けんかちゅうの人、体調のいまいちの人。ボクはそれほどではないけれど運動会の嫌いな人。
とにかく運動会は毎年お決まりにやってきて、自分が子どものとき、保育園?から始まって、親になって参加して、もしかしておじいちゃんになっても、孫のために。今日みたいに秋晴れになれば、いつもどこか近くで運動会。日本の年中行事、お祭りです。
こどももおとなも、おじいさんもおばあさんも、秋晴れの空に照らされて、すっと吹く風にそよいで、いつもの自分が解けていく、光の中に。主役の子どもたちは気付かないだろうけど、応援に来た大人たちも、こどものようになって、あるいはいわゆる「親」になって、先生は「先生」になって、なんだかいろいろなものと”同じ”ようになっている。あるいは九月の空に出現したこのお祭りの、永遠の均質空間。
子どもの成長、汗や涙、日焼けした肌。ふしぎな行事、運動会。楽しかった。なかったらさみしいかな?あおばが2年生なので、あと四回は間違いない。それなりに楽しみです。
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