水俣展、に出かけました。家族で熊本市内に出るのは一年ぶりくらいかもしれません。
水俣展では写真、表、文章、映像、そのほか詳細な展示が見られました。人もたくさん訪れていました。家族連れも多かったです。
今回参加して、自分のなかでよい経験だったのは、阿蘇から出かけ、すれ違った多くの風景、人々、そして会場で同時に来ていた多くの人たち、そういう一人ではない場に行けたこと、ぐるっと回ってまた阿蘇に帰ってきましたが、そういう街の空気がとても気持ちのいいものでした。
水俣展では、展示が詳細であるほど、そのつみ重ねられた記録、証言、時間の重さが、展示におさまらないものがどれだけ大きいか、感じられました。
批評家の若松英輔さんが「心耳」という言葉を提起されていますが、その通りだと思いました。
記憶に残る家族のお出かけになりました。
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