今週末は地区で二日続けてのどんどやです。お宮ごとに地域の人たちが大切にドンドヤを守ってきた、そういうことにほんの少し触れることができたように感じます。
大きなドンドヤもあれば小さなドンドヤもありますが、それぞれに心に染みます。
ドンドヤの炎は厄払い、魔除けの炎ですが、お祭りはその炎をみなで分かち合う、そういう雰囲気に満ちています。ムラの中心で炎を囲み、子どもが、老人が、大人が輪になり、その向こうの自然、闇のなかにはケモノの気配 。ほんとうにこどもたちはお化けを見たそうです。目と顔があって、こっちを見ていた…。子どもたちが暗闇の中で興奮して話していました。
今年はずっと寒さが厳しく、凍てつく空気のなかでドンドヤを迎えましたが、それでいっそう、温もりも、火の粉で焼けどもしたし、目の覚めるような、気持ちが入る思いです。
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