蠢く蠢く、土の中の生きものにも暖かさが伝わっています。土を食べる生きもの。たとえばカブトムシはクヌギの落ち葉の中でうまれ、落ち葉を食べながら分解し、腐葉土をつくります。有機質が分解されやがて植物に必要な栄養素になりますが、腐葉土はさらに腐植として土のふかふかさ、畑としての安定の支えになります。
野菜つくりはたくさんの生き物の力を借りて行われています、借りてというよりはたくさんの生きものが分解した栄養を、植物が再び生産したもの、それを人間がもらう、ということです。
春という季節の暖かさは、ゆっくりとたまりコップから溢れ出す水のようです。
なにもしてないのに、ありがたいことです。
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