暑い、身体じゅうにまとわりつく、埃、灰?阿蘇は警戒レベル2、
以下は、気象庁の発表
平成31年4月22日16時00分 福岡管区気象台発表
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
中岳第一火口では、小規模な噴火の可能性があります。中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
火山活動の状況
中岳第一火口では、19日にごく小規模な噴火が断続的に発生し、噴煙は火口縁上500mまで達しました。その後、噴火は観測していません。19日から本日15時までの期間、白色の噴煙が最高で火口縁上1000mまで上がりました。
阿蘇火山博物館提供の高感度の火口カメラによると、中岳第一火口では、夜間に火口底の一部が赤く見える赤熱を、17日以降期間を通して観測しています。
火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は多い状態が続いています。
火山性微動の振幅は、14日以降変動を繰り返していましたが、17日15時頃からは小さな状態で経過しています。
孤立型微動、火山性地震は多い状態で経過しています。
GNSS連続観測では、深部にマグマだまりがあると考えられている草千里を挟む基線で、わずかな伸びの傾向が認められます。
火山活動が高まっていますので、中岳第一火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性があります。
防災上の警戒事項等
中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。