2014年11月1日土曜日

500番の調剤作り。

 バイオダイナミックの農業では500番の調剤を使います。調剤とは畑や野菜に撒いたり、堆肥を作るときに混ぜたりするもので、物質的な肥料や薬ではなく、もっと畑の全体的な調和のために使われるものです。
 牝牛の角に牛糞を詰め、冬の間畑、地中に埋めておきます。


 来年の4月、桜の花が咲く頃掘り出して出来上がり。冬の太陽の力が地中の、牛の角のなかの牛糞に集められます。使うときは水にほんのわずかな量混ぜ溶いて、その水を畑に霧状に散布します。畑の土がよりふかふかになり、生き生きとしてきます。

 きょうは研修に来ていた学生たちも興味津々です。
 昨年作ったもの。
こんなところに冬の間埋めておきます。不思議で面白いですね。

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