今年度最初のおてんとさんの子どもたち。
今日は一年のカレンダー作り。
春夏秋冬、みんなの食べたいもの、やって見たいこと、思い出に残っていることを書き出しています。
サツマイモうえたい!それなら5月の上旬に植えたらいいよ。
レタスうえたい!それならもう畑を準備して植えれば、スナップエンドウと一緒に食べられるかも。
トウモロコシも!人参も!きゅうり。トマト。次々に子どもたちの記憶が生まれ、未来を描いて行きます。
なぜか大根、白菜、カブは人気がない、きっと冬に食べたばかりなので、興味がないのかもしれない。子どもの体は正直なのかもしれない。
畑の作業、畑の時間は、実は食べものを育てる。という目的の他に、一年を思い描く。という大切な作業でもあります。農事暦というのは、どんなものでもその畑の一人一人が思い描いた未来でもあり、大切な思い出、経験としての過去でもあります。ボクの子どもたちへの願いは、一人一人が、自分のカレンダーを作れること。身の回りのものをよく観察して、記憶して、触って、食べて、分けて、成功して、失敗して、楽しんでほしいということです。
おてんとさんの畑の作業は今年で3年目。たくさんの野菜を思い描ける子どもたち。ふと農事暦の原点を垣間見る思いです。
素敵なカレンダー。
堆肥作りもどんどん草が増えています。
小さな畑が、牧草の海の中でほんとうにいいな、と思います。春は船出の季節、元気に出港です。
0 件のコメント:
コメントを投稿