2022年10月31日月曜日

今日こそかぼちゃ。美味しいです。





ほうれん草、ルッコラ、春菊、チンゲンサイ、小松菜、ねぎ、大根、ニンジン、カブ、かぼちゃ。いかがですか。




 

2022年10月30日日曜日


さつまいも。阿蘇ではカライモと呼んでいます。
こちらは「紅系、高系」、全国的にも有名ですが、今年も苗を分けていただいている古庄農園こそ「紅系」「高系」の育種された農園。本家です。


古庄さんとぽっこのよしのりさん。6月の写真。

そしてカライモ貯蔵庫の第一号も古庄農園。
古庄農園のある大津、矢護川地区では50町くらいのさつまいもの作付けがあるそうです。


白菜はこれから巻いて来ます。
三種類の白菜。サラダ白菜。あと中早生、晩生。



12月からの出荷を予定しているカブ。成長が少し早いです。
不織布を外し、この時期の霜に当てながら育てていきます。


ルッコラも成長が早い。


小松菜。草取りをして、不織布を外しました。


こちらは不織布に入りきらなかったルッコラ。葉の大きさが半分くらいです。
不織布やマルチは安いけれど効果はテキ面。これを使わないと少し厳しいです。



 こちらは年明けからの出荷を予定している葉もの。

もう直ぐほうれん草。

まだまだ茎の柔らかい秋のほうれん草。






 少しずつずらして種を蒔いています。

2022年10月27日木曜日


 熊本地震から6年半。

自分が20年前初めて就農した川沿いの農地は忘れられたように手つかずのまま。土石流のそのままの様子に、今はススキやセイタカアワダチソウも茂っています。

周辺の農地も水路やポンプがいまだに復旧せず放置されています。苦労している生産者の方がいます。

自分は地震の後、毎日のように犬の散歩に来ています。変わっていく様子を何も考えずに眺めていました。

犬たちもリードを外して走り回る。ルールではいけないことですが、このような放置された空間があることが貴重に思えます。役に立つものばかりでないと、実感できるからです。

川には魚も一匹もいません。でも蛍も、カジカガエルも、イノシシも、アナグマもいる。少しずつ自然へと向かう。やがて復旧工事がされればまた農地として利用されるところですが、それまでは、何にもない場所を、のんびり散歩していたいです。

2022年10月26日水曜日

今年も地域の野菜づくり。

ニンニクと玉ねぎの植え付けが始まりました。地域の野菜を、みんなで育てていく、地産地消の取り組みです。

「地域」というのは部落、集落、行政区、ムラ。隣組、五人組、いろいろですが、大きな論理に抵抗する根のある精神が脈々と生きつづけていると感じています。

畑の会話のなんて楽しい気持ち!




まだまだ小さな規模ですが、自分たちのできる仕事を自分たちのペースでやって行きたいと思います。2年目の取り組み。反省もあり、楽しさもあり。



自分の圃場、我が家の家庭菜園プラス、地域の圃場。地域の家庭菜園を目指しています。



 一人でやると大変な作業も、みんなでやると楽しいです。35キロの種を1時間半でした。共同作業は楽しいうちに仕事を切り上げるのがコツかもしれません。

2022年10月25日火曜日


「夢味」と「カンリー2号」の収穫。良作。



春菊も出荷が始まりました。


冬の一等星は色とりどり。



 すごい雲。

2022年10月24日月曜日

 南阿蘇鉄道、地域の区間は地震の後もう6年ほど不通です。その間も地区の農家で草刈りを続けています。自分たちの隣接する農地の草刈りと、鉄道の敷地一緒に作業します。どこからどこまでが自分たちの管理、責任と、はっきり分けることをしません。

 できるだけきれいにしたい、できるだけ害獣被害を減らしたり、気持ちよく作業したいという気持ちです。風景を守るというのは地味な作業の継続です。

17、8人の地域の組合員で共同作業です。40代から90代まで。来たれ若者。


害獣防止フェンスの蔓も外します。


鉄道は地域の農地を分けもするし、生活を繋いでもくれます。深い関係があります。



田んぼから見る長陽駅、烏帽子岳。


朝8時から、この日は結局夕方4時過ぎまで作業でした。



 

共同体、コミュニティー、人は一人のなかに複雑ないくつものコミュニティの属性がありますが、その中で、暮らしを支え合い、学び合う、認め合う、という点では、地域の農家のつながりほど強いものはありません。年齢も、考え方も、生活もそれぞれですが、難しいところもありますが、皆誰がどんな人か、作業を通じて、本当によく知り合っています。その一点で、一番信頼できるコミュニティーです。