きょうはぽっこわぱで調剤つくり。バイオダイナミック農業では様々な自然の素材で「調剤」と呼ばれるものを畑や野菜に散布します。それらはタンポポ、樫の木の皮、卵、玄武岩、イラクサ、カミツレ、など様々なものを利用しますが、直接的な作用や効力と同時に、それらの個性を観察することで、自然に対する認識を深めて、変化する自然に対する「観察力」を養ってくれると思います。大きな特徴としては、植物も、動物も、鉱物も、そのかたち、形態の中に同じリズムを分かち合っている、おもかげのようなものをその個性の中に同時に持っている、そういう形態学的な認識があるように思います。
ボクにはそれが特別なことではなくて、古くから人間が生活の中で感じていたことのように思います。個性の中に共通が、そして同じ土壌から、豊かな個性が。そういう循環が農業の基本にあると思います。バイオダイナミック農業だけではなくて、有機農業も、いわゆる慣行農業も、何も変わりありません。自分と自然、自然と自分、たとへば農業にはいつもそういう循環があるように思います。
菜の風さん、かげさわ屋さん、海の風ハーブ園、そしてぽっこわぱ。ここ数年変わらない感じがまたいいです。
興味のある方、遊びに来てくださいね。
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