2019年2月14日木曜日

たのくろ句会、つづき

たのくろ句会ですが、それぞれに潮合いを得、俳句が集まりはじめています。
また、面白そう、と声をかけてくれた方がいて、ほんとうにうれしく思っています。
 もう少し具体的に知りたい、どうしたらいいかな、という方もいますのでアイデアをかたちにしたいと、思います。

皆様からいただいた俳句、言葉はもういちどみなさまへ見える形でお返しします。それがどういう形か、というのは課題であると同時に、面白いところなので、たのしんでいきましょう。

インターネット、SNSで、いきなり公表というのは考えていません。

ボクの考えでは、俳句と、俳句らしいことば、その集合体の、ぼくはその、それらのなんらかの発酵作用、をかたちにしていきたいと思います。言葉も、俳句も発酵します。そしてボクたちはそれを何度も反芻します。牛のように、阿蘇の草原の赤牛のように、ゆっくりと消化していきます。

ボクが今考えているアイデアが、「俳句ポスト」という形です。

俳句の聖地、松山市で実施されていますが、そのアイデアを借用し、自分たちに合うように変えて行きたいです。たとえば、実際に、リアルに、小さなポストを用意して、俳句を集めます、エンピツで、インクで、紙に書くということでも発酵しますし、ポストの中でも発酵します。メールなどで寄せられたものも、印刷し、ポストにボクが入れます。プリンターの字も、発酵します。そしてたとえばひと月間、あるいは、その季節。発酵させます。

そして月に1度のたのくろ句会の日に、もう、たのくろ、という言葉が少し邪魔ですね、実際にどこかで誰かと集まって、ポストを開き、その句や、言葉をまた並べます。いろいろな言葉を並べると、また発酵します。そしてまた一枚の紙に書いて、並べたものを紙に印刷します。それをどこかの現実の場所に掲示します。現実の場所に掲示すると、日に当たり、そこの土着菌の作用で、発酵します。そしてその掲示板を誰かが見て、その人の中で発酵します。

この流れのなかのひと月で、当人は、最初に送った俳句、言葉は忘れてしまっても 、言葉は言葉で発酵します。発酵し続けます。

そのコルクボード、掲示板の様子をボクが写真にとって、メールで俳句を送ってくれた人にメールで送るか、何らかのネット上の場でアップするか、何らかのかたちで、送ります。そして、自分の言葉が誰かの言葉と、つながって、連なって、ひとつの詩になっているのをふたたび発見します!…。



つまり、たのくろ句会、というのは集まった、メールやポストに、あるいは口伝で寄せて頂いた俳句を、並べて、掲示板に貼る、それを、できたー、と喜んで、眺める。というかたちです。

点数つけ、批評や、学習はしません…。



以上です。思い浮かびますか、そのポスト、コルクボードの掲示板は、たとえば、ボクの納屋に、たとえばお友だちのパン屋さんに、商店の軒先に、置かせていただきます。どこでもいいです。この記事を読んでいただいている皆様の近くでいいです。そこで俳句やことばを集めます。掲示します。

わかりにくいですねー。でも今回はこれで良しとします。

これは試験ではなく、実験で、長期にわたり続けないと、意味を成さないと思います。何年もつづけて、誰かが続けて、いく。質よりも、量です。継続は力なり、です。ボクは続けます、この小舟をこぎ続けます、ので、みなさま、安心して参加してください。

そしてそれぞれの俳句の作者、俳号、なまえ、については、「俳句、俳句のようなことばの連なり」、のなかでは、発酵しにくいと思われますので、掲示板に張り出す紙の一番下に連名で、書きたいと思います。どうでしょう。

これはひとつのアイデアです。いかがですか。

とりあへず参加したい方、まだ間に合うし、いつでも間に合うので、お届けお願いします。
近日中に、第1回の様子を、いい感じの発酵具合で、写真でアップいたします。ほんとうにもう乞うご期待、です!

まだ1回目に間に合うよー。

瀬川耕太 090-2965-5773


0 件のコメント:

コメントを投稿