2022年5月24日火曜日

たのくろ、カボチャ化計画。

たのくろ農園では、次期主力作物としてカボチャを栽培しています。

 農園の今のタイミングで、これまでの、小さいけれどいろいろな野菜がある農園、という小量多品目型の方向から、小さいのは変わりませんが、好きな方向に全開放する方向へと転換していくつもりです。就農、結婚、子育て、仲間、地域との関わり、いろいろな経験を経て、自然にそうなったと思います。それはバランス、この言葉は難しい言葉ですが、バランスを取りながら居場所を作るという形から、自分の人生を生ききる、という形への変化でもあります。大げさかもしれませんが。

 そのことについて自分も悩みましたし、パートナーの恵佳からも大切なアドバイスをもらいました。事実、「かぼちゃに挑戦してみたら」と声をかけてくれて具体的な方向を決めてくれたのは恵佳です。ぼくはこの変化の渦中ではすっかり方向を見失っていた様な気もします。

 そこら辺の話は興味のある方、なにかの時にでも聞いてください。ともかく、この方向転換は、言葉でいうと「変態」ということだと思います。変態化です。たのくろ変態化。変態というのはあおむしが、サナギになって、ドロドロになって、やがて蝶になる。というものです。

 たのくろ農園はこれまでの形を核に持ちながら、バランスよりも勢い重視の、カボチャ化して行きます。どうぞ楽しみにしてください。今も支えていただいている定期購入の皆様には感謝です。そこは変わりませんので、さらにカボチャ化を楽しみにしてください。





 カボチャは今、ツルをぐんぐん伸ばしています。最初の雌花を付ける時期ですが、この花は摘果します。植物にはリズムがあります。それを節と言いますが、10節以降、13節くらいに雌花をつけ、受粉させるのがいい様です。雌花は4、5節に一度咲いてきます。もちろん、それも作型、品種、つるの先の勢い、上がり、展開する葉の大きさなどによって変わります。これから観察、そして勉強です。全く放任する栽培法もあるでしょう。

 朝の空気、露、鳥の声、虫の微かな羽音、とても気持ちがいいです。





いろいろな品種、作型を実践しています。



草生栽培、リビングマルチ用の大麦の若葉。



 

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