2022年3月30日水曜日


 早いもので、もうみんな大きくなってきました。

今までは結婚し、家族が生まれ、増えて、大きくなる。そういう方向だったけれど、少しずつまた変化。

年を重ね、一人巣立ち、それぞれ自立していく。いつかはまた一人になる。

さみしいし、うれしいし。家族というのは面白いものです。

もうお野菜は、三池たかなと、ほうれん草。菜の花くらい。


レタスの定植。収穫は5月です。



梅も新芽。


植えても植えても、いっときは忙しいな。








 白菜も作ろう。


アオバ、おめでとう!


 地震も、コロナもあったけれど、そんなこと関係なく、たくさん学んで、たくさん遊んだ、立派な卒業です。

2022年3月20日日曜日

高森の森のようちえん、おてんとさんの卒園式、進級式に参加しました。

おいわいをいう、という機会がありましたので慣れてませんが子どもたちの前でお話しました。以下が全文です。

 

 おいわいのことば (おてんとさんのみんなへ)

 

 お祝い、というのは、うれしい、ということです。たのしかった、ということです。みんなはどんなことが、うれしいですか?どんなことがたのしいですか?

 耕太さんがみんなと一緒に畑のお仕事をしていてたのしかったのは、たくさんの虫を見つけたことです。たくさんのお花を見せてもらったことです。そしてみんなが育てたお芋やカボチャを一緒に食べたことです。

 そういうこと、たのしかったこと、面白かったこと、それが、ほんとうのお祝いです。

 そしてみんなの畑では、今年も落ち葉をたくさん集めました。その落ち葉からできるものは何ですか?土です。土はもう枯れてしまった葉っぱや、死んでしまった虫、牛や動物のうんちでできています。その土の中にタネを撒くと美味しい野菜が育ちます。そうすると、一緒に、またカエルやクモやトンボやイモムシが生まれて、大きくなって、そしてやがて土になります。

 みんなは息をしていますが、野菜も、土の中の虫も、カエルやハチも息をしています。息をする、ということは息を交換すると言うことです。虫の息を、お野菜が吸って、お野菜の息を、カエルが吸って、カエルの息を人間が吸っています。人間の息を、目に見えない小さな虫が吸っています。

 お外に出て気持ちがいいのは、たくさんの生き物と息を交換するためです。

 息には気持ちがあります。うれしい気持ち、悲しい気持ち、さみしい気持ち、怒る気持ち。そういう息の気持ちは、声になります。おしゃべりになります。それがお話しです。

 みんなと畑でたくさんお話しできました。だから今日もたくさんうれしい気持ちをお話しします。あとから歌や音楽も一緒に歌います。

 そして、そうすると、またきっとお腹が空いてきます。そしたらまたたくさん種を蒔いて、お芋を植えて、畑がんばりましょう。

 みんながまたたくさんタネを巻いて、土を作って、お野菜をつくって、お料理して、おしゃべりして、お弁当食べるのを楽しみにしています。


 そしたらまたたくさんお祝いしましょう。

 

 おめでとう。


2022年3月16日水曜日




いまどき、このタイプのディスプレイはなかなか見ない。



納屋からの烏帽子岳。



 アオバが友だちと自転車。友達の家からの帰り道。


今年度最後のおてんとさん、森のようちえんの子たち。

春から小学生の子もいます。みんなありがとう。楽しかったね。












 ハチも、クモも、子どもも、大人も、春の光が眩しいね。

あと、登校日は4日。来週水曜日が卒業式。

地震で入学して、コロナで卒業です。



 

2022年3月15日火曜日


春だねー。




大根、蒔いた。小松菜とカブも。

あとひと畝は次の雨の前に、小松菜チンゲンサイ、からし菜の苗が大きくなっているので、定植します。



 


畑の収穫も、気温が一気に上がり、もうそろそろ終わります。

たのくろ農園では端境期になります。端境期は貴重な期間です。経済や効率を優先すると端境期は不必要な期間ですが、これからの共生の時代には大変意義深い期間です。








 

気温が高い。季節は止まりもするし、加速もする。

安定しないのが自然。怖いし、楽しみだし、不安。それが自然。