2022年4月22日金曜日

次は、夏野菜。



きゃべつ、レタスの苗がまた大きくなる。波のように植えていく。



 雨が降り、野菜が畑に出発。ズッキーニとカボチャ。ズッキーニは約一月後の5月中旬から収穫予定です。

2022年4月20日水曜日

どこ見ても、最高。



ルッコラの菜の花はきれい。




雨の前に、キャベツを植えよう。


レタスも植えよう。


梅の実がついています。




 草の波。

明日も定植する苗がたくさん。今年は梅雨が少し早い様なので、心配です。

2022年4月18日月曜日




 

 さて、今週から少しずつ出荷が再開になります。今年は天気に恵まれ、端境期が短くなりました。端境期はリフレッシュ期間。古い暦に土用があるように、農業にも必要な時間です。絶えず出荷する、というのではなくて一度意識的にお休みする。そういう気持ちは自分にとってはとても大切です。収穫出荷のない時間は畑の作業にもとても有効で、気持ちが広々と、次のシーズンに向けての準備期間になります。


 せっかくなので、たのくろ農園では毎週お野菜のお便りを書いていますが、さっき書いた今週のお便りをブログでもご紹介。皆様よろしくお願いします。

 

 たのくろ日記(4/18~) 

 いよいよ端境期の終了、お待たせしました。お野菜の出荷が始まります。

 サクラも次々と咲き、そして散ったかと思うと新しい葉が輝いています。季節の変化はどのくらいの情報量でしょう。菜の花も、土筆も、たけのこも、タラノ芽も、オオイヌノフグリも、ホトケノザも、オドリコソウも、たんぽぽも。モンシロチョウも、アリも、クモも、ミミズも、自分が名前を知っている生き物なんてほんとうに少ししかありません。そして雲が湧き、雨が降り、太陽が輝いて、月が昇る。星が出る。今春の真っ只中で、季節の変化に圧倒されています。

 自分にとってはそんな自然のなかで生きていくたった一つの方法が農業です。種を蒔いて、収穫し、お届けする。料理して食べる。それしかありません。皆様の地域はいかがですか。どうぞ今期もまたよろしくお願いします。

 先日、森のようちえん「おてんとさん」の子どもたちが春の畑にやってきました。まだとてもちいさくて、3才、4才、5才?いっしょに畑にいながら、何をしよう、何を話そう。と考えました。みんなに一つだけお話ししたことが、「おそと」と「おうち」というお話しです。

 なぞなぞ!おそとなのにおうちなところはどーこだ?こどもたち「おにわ!」「正解!」、あともうひとつ「畑!」畑は生き物たちの眠るところ、お野菜の眠るところ、食べるところ。遊ぶところ。だから畑はおそとなのに、みんなのおうち。みんなは畑で何をするでしょう?みんなはお野菜のふかふかのお布団をつくったり、おやさいに美味しいご飯を上げたり、お水をあげたりしてください。そしたらたくさんの生き物たちが集まってきて、お野菜が他の生きもののおうちになるし、誰かのおうちが、誰かのご飯になるし、お野菜を食べる虫たちもいるし、のどが渇いたらみんなのお水になる。畑は、おそとなのに、みんなのおうちです。という話をしました。お話ししていて、これなら農作業を小さな子どもたちに伝えやすくなるなと思いました。

 人間にとって、成長し大きくなるということはもしかしたら外と内の区別をする。ということかもしれません。でも子どもたちと一緒にいるとき、畑で伝えたいことは、その線引き、区別をもういちど混ぜて、ぐちゃぐちゃにして、楽しむことです。ごっこ遊びのように、土を布団に見立てたり、菜の花をすてきな料理に見立てたり、アリの巣を自分の家だと想像したり、自由に想像することです。実際、自然は人間の区別や線引きを大きく超えて存在しているのだと思います。そのなかで、迷いながら、戸惑いながら、悩みながら、それでも大きな声で生きていく。そういう気持ちを自分も持ちたいし、子どもたちにもそんな元気な大人になって欲しいです。  たのくろ


2022年4月17日日曜日


 いよいよ夏野菜の堆肥撒き。木々の新緑が眩しい!

移住して、新規就農した時の畑はまだまだ手つかずの状態。

まずは地震であふれた河川の復旧です。6年でようやく河川と橋が出来ました。この橋は自分は毎日のように渡りますので、阿蘇大橋並みに便利になります。


川というより水路。


研修先の農場の子供達と、たのくろの子、たくさんの子供達が遊んだ川はもうありません。



 新緑!

地域の農事組合法人での無農薬野菜栽培の取り組みです。




 里芋を植えつけました。

うまく育ち、売れますように。

2022年4月14日木曜日


去年もたくさん花をつけましたが、結局実は一つも実らず。自然は厳しいな。でも花はきれいですね。




 

 今年度の高森町にある森のようちえん「おてんとさん」スタートです。

 今年は小さな子が多いというお話でしたので、どんなふうに「畑」のお話ししようか考えました。子供たちの様子を眺めながら考えました。そして「おうち」と「おそと」という話をしました。

 

耕太さんなぞなぞ、「おそとなのにおうちなのはどこでしょう?」

こどもたち「おにわー!」

耕太さん「正解!。そしてもう一つの答えは、はたけ、でーす。」

 

 はたけにはお野菜があります。お野菜のお家が畑です。みんながお家でご飯を食べるように野菜も肥料や、お水をあげましょう。みんながお布団で眠るように、お野菜にもふかふかの土のベットや、草のお布団をかけてあげましょう。畑は、おそとなのにおうちです!

 そして、畑にはたくさんの生き物がいます。アリも、おてんとうさんも、みみずも。みんなのお家です。お野菜も虫のお家です。みんなのお家が楽しいお家になるようにお世話をしてあげましょう!

 

 こんな説明をしました。畑の作業も、こどもたちが自分のお家で過ごすように、ご飯を食べたり、お布団で眠ったり、そういういつもの暮らしの眼差しで、子どもたちと畑を見れば、わかりやすいナーと感じました。

 「おうち」と「おそと」というのはいろいろと考えるきっかけになります。大人と子ども、主体と客体、自分と他者、その区別をズラしながらいろいろ考えるというのは面白いです。外だと思っていた物や事が、内だったり、誰かにとって外のものが、誰かにとってうちだったりします。そしてどっちにしてもその空間は大切な誰かにとっての、つまり誰のものでもないけれど、みんなの生活の場であると思います。


 それぞれの「おうち」