2018年10月31日水曜日



ヌカキビの穂の震えたる暮の秋

草の穂の モノクロームに定着す

百合枯れて記憶の欠片埋めて去る

からいもの骨あるごとき音たてり

ダリア咲く昭和の神話夢のなか

枯れ笹の音に色づく烏瓜

草の穂は掠れるごとく秋の果








2018年10月30日火曜日


すすきのはらっぱ、今年はこの原野は放牧は無かったよう。阿蘇の原野にはやっぱり牛が似合います。





丸い葉っぱのかわいい萩。

なかなか、がんばっていますが。もうひと伸び。



サツマイモの収穫は終わりです。

ハゼ、
羽が、少し切れて。メスグロヒョウモン。


大根、大きくなりました。





 ホウレンソウは、色が薄く、これからの寒さに期待です。
 にんじん、最初のものが太りました。

気温が下がり、グングン太っています。

2018年10月27日土曜日



秋の記憶、訪ねてもらってばかりで、申し訳ない。今度はみんなに会いに行くから。
まさきたちの手伝ってくれた壁の 前でも写真撮りました。

2018年10月26日金曜日


10月21日、ぽっこにて。
バイオダイナミック農業講座。(個人的メモ)

アブラナ科植物の観察を通して。

502、503番の調剤について。

BDの農業講座では、言葉は、いくつもの種類の異なる化学、芸術、詩、日常の糸のようで、それらが少しずつ折り重なり、布のように、鳥の巣のように、かたちをつくる。ところが面白い。
手がかりは言葉であるけれども、やっぱり肝心なものは、日ごろの体験かな。農作業だけでなく、食事、料理、芸術、なんでも。

今回はアブラナ科、(Brassicaceae)十字花科(Cruciferae)と呼ばれる、植物の家族の観察でした。野菜でいえば大根や、カブ、小松菜、キャベツ。植物ではナズナ、ドニーさんはペンペン草の言い方を好む。の仲間が有名だそうです。日本ではアブラナ科の雑草は少ないけれど、ヨーロッパではほんとに多いそう。
 名前のように、花びらを4枚、十字のように広げ、花を咲かせながらさらに成長し、次々と花を咲かせます。菜の花。そのような花の形、花びらの形は、水星のリズムに合わせるようだといいます。水星は太陽の周りを約88日で一周、地球から見れば、一年に3回、ループして見えます。水星の見えを観察すると、4というパターンが現れるという。アブラナ科の植物は水星の動きと関係がある、あるいは、水星の動きから得られる4というパターンをかたちとして体現している、と考えられる…。

特徴は、果肉をもたず、種になる。毒を持たない。生命力がとても強い。

一番の大きな特徴はアブラナ科の植物は、その体内で硫黄、Sが多い、イオウと結びついたたんぱく質が種子にも、葉にも、特徴的に現れる。大根の葉も、キャベツも、ピリッとします。キャベツの腐ったときの畑の匂いもすごい。高菜の種で、マスタード。阿蘇の名産品。からし菜。イオウは、たとえば炭素、Cと比べて生体内で、活動的、(霊的)に振舞う。ss結合によってタンパク質をかたちつくる。

錬金術では硫黄ー水銀ー塩、の宇宙的、地球的連関、種子ー葉ー根、への対応が知られている。

続いてアブラナ科の栽培、種採り、防虫について

キャベツ、イベリア半島の海岸付近に原種。
阿蘇高菜の風味

植物体が吸収できる硫黄は、硫酸イオンのかたちである。有機態硫黄は動植物の遺体、微生物、腐植に含まれる。有機物の分解に伴い無機化され、硫酸イオンとして放出される。
無機鉱物態の硫黄は風化崩壊に伴い、酸素と反応して硫酸イオンを生成。硫化鉱物の風化は非常に緩慢。植物への硫黄供給源としては限定的。
一部の硫酸イオンが酸素欠乏の環境に於いて硫化水素に還元され、鉄などと反応して硫化物を生成することもある。

硫黄は植物の必須元素であるが、その生理作用はさまざま。硫黄は含硫黄アミノ酸及び含硫黄有機化合物の構成元素。タンパク質、ビタミン(B1、B7)、脂質の生体物質の合成に欠かせない。また相当量、イオンのかたちで存在し、酵素活性調節、電子伝達、酸化還元調節、外敵忌避などなど。多種多様。

火山温泉、阿蘇の土壌環境は放出された硫酸イオウを吸着、保持する力が強い。阿蘇のタカナの風味、高菜の種からできるマスタードの風味が良いのはその影響もあるのでは。

防虫に関しては防虫ネットの利用、転作が有効。ダイコンサルハムシ。BD防虫忌避剤の紹介、質問。

などなど。

つづいて502番、503番の調剤について。コロイドとは。 (つづく)

以上、忘れないうちに。
結局、ドニーさんのいろいろな話、参加者の貴重な話、をききながら、子供たちが好きだった昔話、「屁ひり女房」のおなら(引き屁)で大根を収穫する話、あれもアブラナ科と硫黄の臭いのくさい話だったナーと、ぼんやり考えてしまいました。

2018年10月20日土曜日





無肥料、5年。
田んぼ終了。早く被災田、普及して欲しいな。

秋の作業も、サツマイモ掘り。そして玉ねぎの定植へ。

2018年10月16日火曜日


 畑の片づけをします。黒マルチと呼んでいるビニール、プラスティック製の被覆資材の片付け。
 有機農業では慣行栽培よりもマルチを多用する傾向があります。除草作業の軽減、地温を上昇させ、微生物の活動を促進、肥料成分の溶脱の緩和、土壌の病原菌の作物への付着防止…。この一枚の薄いビニールが、作物の生育を助けてくれます。
 そして安い。

 上手に使いたいですが、便利すぎるものは何か落とし穴があるのが世の常、少しずつ使用する量を少なくしていきたいと考えています。


もうすぐトンボがマルチを水溜りと思って卵を産みつけようとします。

偽りの水に蜻蛉の卵落つ

2018年10月13日土曜日


地震から2年半、畑の隣の河川の護岸の補修改修工事が始まっています。

 護岸が改修されて、橋が治れば、畑の行き来が便利になるナァ。
 畑の復旧はまだまだ先です。


地震のあとの定点観測も、すこし飽きてきたかナァ。




大根、もう少しです!

 春菊も、もうじき収穫始まります。
 今朝は6℃。さむい、さむい。