2017年8月30日水曜日

いろいろな作業をしなければいけません。ヒナが大きくなってきたので鶏舎ハウスを建てます。形が見えてきました。もう一歩、二歩、三歩です。
畑では白菜の種まき、大根の種まき、カブや小松菜、チンゲンサイの種まきの予定です。ネギやキュウリには追肥をしました。雨はしばらくなさそうですが。
この頃体調がいいのは最近は天気に恵まれているからかもしれません。 波のようにいい時もいまいちのときもあります。

2017年8月29日火曜日

今朝、オクラの袋詰めをしながらラジオを聞いていると「Jアラート」が北朝鮮のミサイルの発射を伝えていました。その後ラジオがミサイル一色になったので、ラジオは消しました。
「Jアラート」、初めてラジオから聞きました。北海道や東北、北関東、新潟では携帯や防災無線も鳴ったようです。いってみれば「空襲警報」です。
祖父や祖母から戦争の話はよく聞きました。あの「空襲警報」です。なんだか虚しいような、悲しいような、自分が大人になり、「空襲警報」の鳴る世の中になりました。
ボクはこれから「空襲警報」に備えたり、訓練をしないように、ココロのなかで決めました。このような社会は嫌だと強く思います。北朝鮮にも「Jアラート」にも抗議します。









たのくろ農園ではみなさまの家庭菜園、といってもらえるような農園を目標にしています。季節の野菜を、その季節の力いっぱいに浴びて育つように、育てています。身近な材料で土作りをして、安心して食べて頂けるように努力しています。
年間を通していろいろな野菜を育てていますが、そのときの畑に育ったものをみなさまで分け合って食べていく、そういう目標を持っています。







もうすぐハウスのミニトマトは終了になります。

ピーマンは少し古い「エース」という品種を育てています。肉厚でとても大きくなります。

今年は良く育ちました。夏どりのカボチャ。
ただいま最盛期です。

きょうもお野菜出発します。


2017年8月26日土曜日

 大雨の中発芽してきました。どのくらい揃うでしょう。波をくぐるように発芽したように感じます。とりあへずそろわない前提で種を蒔きなおすべき。ニンジンの種まきは毎年難しいです。






こちらは何も考えない大根の種まき。

 朝から雷がなっていました。予想よりも激しい雨になりました。ずいぶん降ったので、胃の痛くなるくらい…、発芽直前だった最後のニンジンは悪い予想をしなければなりません。ニンジンの季節はぎりぎりですが、播種のやり直しを準備しなければなりません。葉もののために準備していた畑を使い、種は、長陽大橋を通り買いに行くかもしれません。渋滞が心配です。
来月の残暑は厳しい予想です。温度があればニンジンも蒔きなおせる、まだまだニンジンの季節は終わらない、そう思って前を向こう。



2017年8月25日金曜日

ミニトマトの原種のひとつといわれている品種です。ハウスのミニトマトはチャコという品種でしたがもうすぐ最終です。写真のミニトマトは露地栽培ですが、チャコよりひと回り実が小さいです。とても草勢が強く、丈夫です。野菜は品種改良を経て今のような品種になっていますが、やはり原種に近いほど丈夫というのは言えそうです。味は甘みこそ強くはありませんが、とても美味しいです。一番気に入っているのは丈夫さ、そして次にこの品種で気に入っているのは房ごと赤くなり、房ごと切って出荷できること。野菜を育てているときに野菜の味とは別に、収穫の醍醐味、というのもあります。房からではあるけれど、外して一粒ずつ食べるのもとても楽しいです。みなさまいかがですか。



ときどき黄色もあります。
固定種なので種どりをしてまた来年も育てます。

2017年8月24日木曜日

あと3日で開通です。震災で崩落した阿蘇大橋ではなく、近くに架かっていた村道、長陽大橋です。震災後激しく損傷し不通でしたが、いよいよです。
南阿蘇村から、大津、熊本市内へ向かう二つの橋が通れなくなったことで、たいへん大きな影響が出ていました。村が分断され山越えの迂回路のみでしたので、通勤、通学、経済、ひとつひとつを数えればきりがなく、たとえば特に子どもたちにとっては、地域を離れ、学校を変わり、大変な苦労を今もしている、そして部活動に参加するのにも山を越えて、それも出来るのかできないのか、ぎりぎりの選択をしてきていると思います。進路を選択するにしても、かけがえのない時間に大きな影響が出たと思います。子どもを持つ親としては、言葉がありません。そういう生活が続いていますが、あと3日で開通です。学校の始業式にあわせて開通です。
復旧工事に携わってきた工事関係者の方は、一般人は直接現場を見る機会は余りありませんでしたが、大変な工事だったことを想像します。被災しながらの仕事は大変だったと思います。感謝です。
地域の人はそわそわしています。近所でもおばあさんたちも、行って見ないとと楽しみにしています。うちではフキ子が中学校のブラスバンド部で式で演奏します。最初は大橋や大きな工事の跡、震災の傷跡を見るのは少しドキドキします。立野地区の様子なども地震後初めてです。そわそわ、どきどきしていますが、安全運転で通行しましょう。


夏休みになると、子どもたちが一日だけ、朝の新聞配達についてきます。ボクからは無理に言いませんが、楽しいみたいで、つれてって、といいます。

夏なので星がきれいだったり、朝焼けがきれいだったり。今朝はキツネが道を渡っているのをみました。子どもたちは車の座席を倒して布団を持ち込んでいるので、きっとキャンプのような感じかもしれません。

ボクはもう十年くらい続けているので畑や出荷のことを考えたりしながら、ぶらぶら、ウォーミングアップのような感じです。農業もあまり休みはないので、新聞配達と農作業は相性がいいです。経済的にも確実で経費もそれほどかからないので計算になります。

もう少し休みが取りやすいと、最高の仕事です。

2017年8月23日水曜日

 まぶしい光、阿蘇は日差しが強く、時間が止まりそうな、くらくらする昼です。
 鶏舎涼しくしてもらい、良いネ。

 新しい雛のために鶏舎ハウスを作らなければいけません。
 3度目の正直で蒔いた種はうまく発芽を始めました。強い雨を避けるための不織布を剥ぎます。ニンジンの季節です。

トマトはたくさんの種類、品種がありますが、どの品種が畑に合うか、気候に合うか、どんな栽培法がいいのでしょう。

野菜はそれぞれ原産地があります。トマト、ジャガイモは南米、ナスはインド、スイカやオクラはアフリカ、白菜やネギは中国、トウモロコシは中米、里芋は東南アジア…。
生まれはいろいろです。いろいろな流れや都合でたくさんの野菜をボクたちは食べて、育てています。畑では南阿蘇の自然の力をいっぱい浴びた、土、水、太陽、ここで育ったと堂々といえる野菜を育てて行きたいです。