2014年12月21日日曜日

一足早い、クリスマス。

 きょうはぽっこわぱ、おひさまの家のクリスマス会に参加しました。人形劇。
 年に一度のぽっこわぱ合唱団。

 素敵なライアーの調べのなか、暖かい空気に包まれます。


 手作りの蜜蝋。りんごろうそくに使います。
 美味しいお芋のケーキはぽっこの祥子さんの手作り。みんなこのケーキが大好き。

 りんごろうそく。
今年一年の成長と、感謝。小雪の降るなか、素敵な仲間とのひと時です。毎年ほんとうに感謝です。

2014年12月20日土曜日

食べ物として。

 友人が自家用として飼っていた鶏を、殺め、肉にしました。ボクは自分たちで養鶏を始めるまでは自分で鳥をしめ、食べる機会も無く、抵抗もありました。今回、養鶏の先輩、友人に教えてもらいながら、体験し、立ち会うことにしました。
はじめて鶏をしめました。
 そして解体を習います。各部位、骨の作り、内臓のそれぞれ、先輩の椛島君は丁寧に教えてくれます。知っているということは力があり、手さばきがいいこと、豊富な経験は安心感があります。知ることは大切だと感じます。
 自分たちは農家ですが、ボクの食べ物に対する思いはどのくらいの思いでしょうか。たべものを大切にしているでしょうか。無農薬の野菜は健康にいい、環境にいい、と考えられています。それはそれで大切な考えだと思います。ただ、だからなんだろう。農家だから食べ物を大切に出来るか?ボクにとってはそうではないです。仕事ならなお、時にはそうもいかないときもあります。
 実際、一農家の経験に比べて、食べ物、人間と食べ物の関係はもっととてつもなく広く、大きいものでしょう。そしてあれが好きこれが好き、食べすぎ、飲みすぎ、たべものは個人的な体験でもあります。食べることは生きること、あたりまえのことですが、あたりまえのことは現代社会では見えにくいものです。自分もそうです。ボクが農業を始めた動機のひとつでもありますが、大切なものを大切だと感じる、それがどれほど難しいか、自分が食べ物を大切にする、それがどれだけ出来ないかを知っています。だから農業をする、続ける。わからないなりに食べ物の生産現場にいる、そういう生活を続けなければ、そうどこかで思います。
子どもたちはどんな風に感じたでしょう。
ボクの感想として、ボク自身、餌をあげ、自分で飼っている、生活の一部、仕事として鶏を飼っている、そういう経験を経て、このような機会を得たことはよかったと思います。いろいろなことを知ることはいいことでしょう。

2014年12月18日木曜日

寒さのなかで

 列島は寒さの中、阿蘇は晴れてきました。

 羽毛は保温性がいいのですね、元気に朝を迎えます。



寒いけれど、一番の暖房は、自分の身体ですね。

2014年12月15日月曜日

子どもは、風の子。

 子どもは、凧揚げが好きですね。ボクも好きなので、何度もたこあげをして遊びます。自分のたこが風で上がる瞬間、糸の感覚、風の感覚、たまりません。走りながら自分が飛んでいるように思うのかもしれません。細い糸でつながれたたこ、敏感で、繊細で力づよくて、たことの一体感を満喫です。寒い季節、子どもは外で走ります。風の子です。子どもは風の子、ステキな日本語です。
あおばくん、保育園の発表会。

2014年12月9日火曜日

畑から。

火山活動は継続しています。4、5年と長期化する心配も聞かれます。季節によって、風向きによって、どんな対策ができるのか、少し心配になります。
 火山灰はガラス質なので、目や肺に入ると良くないと思われます。どんな対策ができるのか、考えています。

きょうは灰が来る。

天気が良く、暖かく風がない日。きょうは灰が降りそうです。玄関から。さぁ、収穫やるぞ。

2014年12月5日金曜日

雪が降っています。

阿蘇は雪がちらちらと舞う天気です。噴煙が少しだけ見えています。「今日はいいねぇ」、と思います。

2014年12月3日水曜日

畑の土。

 大浦ゴボウです。
 ゴボウの収穫は畑をスコップで掘るという作業。同じ畝ですが畑の西よりと東側では土の層が違います。西は黒ボクと呼ばれる火山灰の堆積層が深さ60cmくらいの層になっていますが、東側は黒ボク40cm、その下の赤土、粘土層が現れます。
 畑は人の手によって、機械や人力で幾度も造成されて、今の形になっています。土質の違いが作物の生育に影響し、同じ畑、同じ畝でも野菜の育ちは違います。
 人参、黒田五寸。
 近くの製材所の敷地に地層が見えます。久木野層と呼ばれる地層ですが、にらんでみても何の意味があるのか、誰かに聞いてみよう。

こちらは年輪。

2014年12月1日月曜日

12月になり、寒くなりそうです。

 みなさま、阿蘇山の噴火のご心配ありがとうございました。現在も噴火は続いているようですが、波があるようです。今は落ち着いているようです。灰は風に乗り時々降りてきます。阿蘇ではヨナと呼ばれますが、古い日本語ではウナというようで、似ています。
 ヨナは野菜の根元に残っているようです。今日は雨ですが雨に流れ、根元へ、そして土へ還るようです。野菜の水洗いどうぞよろしくお願いします。



12月になり、風が吹き、雨が降っています。そして空気が冷たくなってきました。ここまで比較的暖かだったのですが、気を引き締めていかなければ。子どもたちも元気は元気、のどが痛い、咳が出る、でも遊ぶ。いつも動けなくなるまで動くのが子ども。回復も早いのですが心配です。
 これからは野菜の収穫時間に気を使います。朝の霜がいつまでも残ることもありますし、雪が積もることもあります。 灰も心配です。気が抜けません。

2014年11月27日木曜日

噴火、その後。

小規模な噴火が続いているようで、噴煙が上がっています。
今日は朝から灰が降りてきます。風がないと火口の西ではありますが灰、阿蘇ではヨナと呼びますが、ヨナが降りてきます。
というわけで朝露に濡れたハウスや野菜は真っ黒。びっくりです。
数ヶ月続くこともあるといいます。火山灰に関してあまり知識と経験が無いので、とりあへず長期戦も覚悟して対策、野菜の収穫時間や風、天気の読み方などを考えています。
野菜のお客様には、いろいろご迷惑をお掛けしますが、まずは灰がついている場合があるので洗って頂くことをお願いします。
これから気温が上がれば少し風も吹くでしょうし、明日からは雨の予報です。野菜はあわてずに乾いて灰が落ちてから収穫するのがいいようです。白菜が心配です。外葉を結ぶのがいいかもしれません。キャベツ、大根は大丈夫でしょう。どうなるでしょう。

2014年11月26日水曜日

噴火は断続的に。

 今日は畑から一日中、噴煙が見えていました。噴煙は風に流れ東へ。降灰による被害が心配されます。
 高森の友人は「またです」と大変な思いをしています。25年前も灰をかぶりながら登校したこと、積もった灰を片付けるのに大変な苦労があった事を教えてくれました。
 噴煙が気になり作業の手が止まります。あの灰がこちらに流れてきたら、大変なことです。噴火としては小さな出来事かもしれませんが、そのエネルギーは想像以上に大きなものだと感じます。
 東の空は大変です。
西の空は静かです。明日はどうなるのでしょう。ボクはこのような噴火は初めてなので心配しています。

噴火、そして降灰。

 阿蘇中岳で小規模な噴火がありました。畑からだと中岳は見えません。烏帽子岳が見えて、その稜線の向こうが草千里です。その奥に中岳があります。
玉ねぎのマルチにもうっすらと灰が見えます。時々パラッと雨が降っているので軽トラックのフロントガラスも汚れています。野菜はネットしかないのでとりあへず、ある分だけネットをかけていますが
大きな影響がありませんように。
火山も、地震も、活発化しているようです。

2014年11月24日月曜日

ネギの収穫。美味しい朝市。

 今年はネギを定植するとき、フキ子とつむぎが手伝ってくれました。つむぎは「わたしがうえたねぎ、おおきくなっている」とうれしそう。つむぎもずいぶん大きくなりました。子どもたちは丁寧に収穫してくれます。

 ニラが種をつけています。




美味しい朝市も一区切り、たくさんの出会いに感謝でしています。安心してお野菜を届けることが出来る、渡すことが出来る。みんなの作った美味しいものを、手作りのものを安心して買うことができる、すばらしい経験でした。いつもの笑顔を、家族のように感じました。また次のとき、再会のときまで、たのしみに働いていきたいです。