2020年11月28日土曜日


 養鶏は鶏を飼育して、卵を出荷します。鶏は成長して毎日卵を産むようになります。そして、ヒヨコから約2年成長すると、数百個の卵を産んで、そののち親鳥は産卵率が低下します。卵の大きさや形、からの固さなども揃わない。飼育環境、エサなどの効率を考えて、廃鶏にします。
 鶏の寿命はきっとこの何倍もあるでしょう。悲しいですが、しょうがないです。食肉業者のお世話になって鳥肉になります。鳥肉と言っても、柔らかい、ブロイラーの肉ではなく、親鳥、ヒネどりの肉です。固い肉です。そういうものとして味わうなら、最高の肉です。ありがたくいただきます。

 ここ数年は毎年のように鳥インフルエンザがニュースになり、何万、何十万の鶏が、生きたまま袋詰めされ、土に埋められています。コロナではありませんが、防疫のためにはしょうがないのかもしれません。たのくろの鶏は幸運にも?肉になりました。食べたいと思います。






 




ちょうど薪ストーブの季節。

2020年11月25日水曜日


 立野ダム、建設の様子。長女の送迎のときに見えます。鉄橋は、あと3年後に全線開通する予定の南阿蘇鉄道。

流水型の治水ダム。全国でまだ5基しか実績のないもの。川辺川でもこのタイプのダムが建設されるかもしれません。

議論の行方はわかりませんが、どのように意思決定がなされていくでしょうか?コロナでも同じですが、政策や法律が何か根拠をもとに決定されるのか、そもそも「意志」「民意」というものがどのような形であるものなのか、考えなくてはいけないと思います。




 

2020年11月18日水曜日

おてんとさん、玉ねぎを植えて、いよいよ今年も畑の作業最後だなー。

作業の後、お昼を食べてからのチャイを沸かす。ご馳走になったけれど、豆乳チャイ、めちゃうま。


暖かい冬の初め。暖冬は畑には厳しいけれど、のんびりするにはいい。

つるのからまったクヌギを一本、伐採してもらいました。


今日まで年輪で数えて26年くらい、数え方間違ってないか心配だけれど、太く、高く育った木。まだ切り株はしっとりとたくさんの水分を吸い上げていることに気づき、木を倒すことも、自然とのかかわりであると再確認。

野菜は出荷も、お届けも、どうぞのいすの自家用もすべて売切れの、いい日でした。


きれいな紅葉も、少しずつ散っていく。土になっていく。


 

2020年11月16日月曜日

今週も出発です。大根、カブ、キャベツは、例年以上の味のよさ。

葉ものもいま、いっぱい食べて行きたいですね。



 

2020年11月15日日曜日

 紅葉した大ケヤキの葉が舞っています。

 今日は、集落で珍しい行事がありました。

 出口さん祭り、湧き水の出るところをお参りするお祭りです。お祭りといっても、もう約45年も途切れ途切れ行われなくなっていた行事、地域の思いのある方が復活させたい、と呼びかけて集まりました。

 稲の刈り取りの終わる季節、かつても十一月に湧水にお供えをして、感謝の気持ちを表したのでしょうか、お参りをしたそうです。

 わたしたちの住む喜多地区には5ヵ所、6ヶ所?今も名前の伝わっている湧き水、わきぐちさん、があります。

いっとますさん

はったいさん

やましたづるさん

なべかまさん

かむりでさん

(あともう一つ、なんだったかな?あとで確認しよう)

ー追記ーみがさこさん


 日々の暮らしに、農業に、旅人ののどの渇きを潤すために、利用されていたようです。今日も話題になりましたが、地震の後などは水の大切さが今まで以上に感じられます。最近は野生動物も増えていて、自然が大きく変化しているなか、鹿や、イノシシ、タヌキ、アナグマ、キツネ、、水のあるところに集まるようです。何でこんなところに、と思うとそこに水が湧いている。動物たちのほうが、水の場所は忘れません。

 いまでは、ほぼ利用されていないので、その場所も、名前も、忘れられています。それでも今回、記憶のある方に教えてもらって、出発です。

消えそうなものをたずねて、記憶を掘り起こしながら、名前や地形を手がかりに、皆でのんびり歩きました。大きな道はなかったし、線路も埋め立てて造ったし、田んぼの形も変わりました。

 そういう話をぼんやり聞きながら浮かぶ景色は夢のよう。神話から近代、そして少し前の知らないこと。とても気持ちのいい体験でした。こういうことに立ち会えて、ほんと幸運です。

  万歩計によると約9000歩、けっこう歩いたねー、と笑いました。