2015年1月20日火曜日

身の回りのものを

 道端に吹きだまった落ち葉を集めます。発酵させて温床にします。
 育苗ハウスのなかに温床を作ります。身の回りのものを使って工夫する。少し手間ですが、自分ではこれは訓練のようだと感じています。身の回りのものを使ってことをなす、土も、種も、苗も、今の時代は何でも売っていますが、売っているものを買うだけでは農業持続の精神的な動機は保てません。「ああ面白い」どんな仕事でもそうだと思いますが、面白い、そう感じる瞬間がなくては続かないのではないでしょうか。たとへ経済的理由があっても。
 農業には身の回りのもので工夫する、そういう余地がまだある、ボクは畑や、ほかの農家さんの作業、作業小屋、納屋、道具を見て、「ああこの人はこんな工夫をしている」そう感じることがあります。自由な感じです。阿蘇も今年は少し早く暖かくなっています。大寒とは思えないほどです。
 子どもたちはインフルエンザにかかったりしていますが、元気です。一輪車を楽しそうにやっています。身体をくねくねさせて、笑ったりして。ボクはもう子どものような体ではないです。固くなってしまって。ずいぶん大きくなりました。


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