ふぅ、稲刈りも終わった。今年は水がなく、厳しかった。でも終わった。また来年!
2025年10月31日金曜日
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2025年10月19日日曜日
先日、テレビでロボット犬が農作業を支援している場面を見た。
傾斜地のかんきつ農家、収穫物を運搬するそうだ。また、害獣対策にも利用が期待されているという。場面では、赤いベストを着た農作業従事者をロボット犬が追尾し、みかんをロボット犬の背中のカゴで受け取り斜面をカシャカシャとロボット犬が運んでいた。
これは便利だな、と思う一方、四足歩行の機械の不気味さを感じた。
ロボットもドローンもそれが利用しているAIも軍民両用の技術である。ガザやウクライナで民間人を巻き込みながら殺戮を行っているものである。その利用、開発、運用に莫大な資金と資源、電力エネルギーが必要だ。
ロボット犬は暗闇でも赤外線や温度センサーで小動物、害獣を探知し、追跡するだろう。農場も戦場も同じである。
テレビで連日クマによる被害が伝えられている。
人間の生活空間が野生動物によって脅かされている。里山などの自然と人間生活の中間領域、活動が急激に縮小していることも原因だろう。気候の変動も原因かもしれない。
村でもイノシシ、シカ、サルの被害が増加している。色々原因があるだろうが、話題の一つに犬の放し飼いがなくなったせいだ、という話がある。確かにここ20年、犬を飼う家が減り、さらに生活意識の変化から放し飼いが禁止された。もともとダメだったかもしれないが、昔はいまのような監視社会ではないので、誰も気にすることなく犬を放し飼いにしていた。
おそらく犬たちは夜、集落のあちこちを移動しながらタヌキや、シカ、イノシシの気配を察知し、野生動物もまた犬の気配を感じながらそれなりの距離感を保っていたのではないか。
今犬の放し飼いは解禁することは難しいだろう。そして、その代わりのロボット犬である。
犬とロボット犬とどちらが良いか?
ロボット犬は将来、民主化されて安く、安全な電力が利用でき、技術的にもオープンソースになって身近に自分たちでカスタマイズできるようになれば、社会的利用も促進される。ただ現状では原子力発電所、資源の搾取、技術の独占などの課題がある。
犬にも課題がある。人間に完全にコントロールできない。寿命がある。命である。など。ロボット犬のように割り切った関係、道具的な関係からはみ出す生き物の共存関係がある。
農業と機械技術の関係は深く、その進歩を否定することはできない。
しかし、機械化が進めば進むほど、それ以外のやり方の伝統、保存、継承も意味のあることだろう。
それにしてもロボット化やAI化するための莫大な資源、エネルギーを考えたら、犬でいいんじゃねぇ?あぜの草でいいのでは?_という考えが浮かばざるを得ない。

















































